自動車メーカーのエンブレムの由来一覧 日本
メーカーエンブレムの由来
トヨタ 日本を代表する自動車メーカーの一つであるトヨタ自動車。
エンブレムを見てみると、3つの楕円で構成されていることがわかります。
トヨタ曰く、内側の2つの楕円はお客様とトヨタの心を表現しており、
それを囲んだ大きな楕円は2つの心を繋ぐ世界を表現しているとのことです。
レクサス
レクサスは英語の「Luxury(ラグジュアリー):高級」とラテン語の「Lex(レックス):基準」
を掛け合わせた造語で、高級車の基準となる車という意味で名付けれました。
ダイハツのエンブレムは英語表記の「DAIHATSU」の頭文字である「D」を象ったものを採用しています。
元々大阪の発動機会社としてスタートを切ったダイハツの社名は、大阪の「大(ダイ)」と発動機の「発(ハツ)」
を掛け合わせたことを由来としています。
HONDA そのまま「HONDA」の頭文字から「H」を採用しています。
しかし良く見ると「H」の上方が横に広がった特徴的なロゴマークをしており、
これは自動車のハンドルを意味しているとされています。
日産 2001年に現在のものとなっています。赤の日の丸と太陽、天空をモチーフとした
コバルトブルーを入れ、真ん中に横一文字で「DATSUN」と書いたロゴを採用した、
日産の伝説的車種・ダットサンのエンブレムを踏襲しています。
マツダ
マツダの社名は創業者である松田重次郎のほかに、ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー」
から名付けられており、エンブレムにはMAZDAの頭文字を取った「M」を採用しました。
スバル
スバルといえば6つの星をあしらった斬新なロゴマークで有名です。シンボルマークである星は、
牡牛座に属するプレアデス星団の昴(スバル)の六連星を象ったもです。
SUZUKI 「SUZUKI」の頭文字から「S」を象っています。1958年から現在まで変わらず使用されている
このエンブレムは、発展するスズキのイメージを表しており、製品や印刷物、看板などのシンボルに広く
採用されています。
光岡自動車 光岡自動車は紀元前800年頃の象形文字を採用しています。元々、「クラシックカーを現代に蘇らせる」
という目的のため技術者達が立ち上げた会社であり、エンブレムには「原点を忘れない」という想いが
込められています。
三菱
現在のスリーダイヤマークは、創業時の九十九商会が船旗号に採用した三角菱マークを起源としています。
創業者は歴史に名を残す実業家・岩崎弥太郎です。
ドイツ
メルセデス・ベンツ 3つの頂点を持つエンブレムを「スリー・ポインテッド・スター」と称しており、
開発者のダイムラーが、「陸・空・海」あらゆる分野で自社のエンジンが搭載されることを夢見て、
その繁栄を表現したエンブレムを採用したとされています。
BMW BMWとは「Bayerische Motoren Werke(バイエルン地方のエンジン工場)」の頭文字から成っています。
第二次世界大戦の戦闘機にBMWのエンジンが搭載されており、エンブレムのデザインは回転する飛行機の
プロペラに由来しています。
アウディ ホルヒ、ヴァンダラー、DKW、アウディといった4つの独立メーカーが得意分野で手を結んだ共同体・
アウトユニオンを前身としているアウディ。エンブレムでは4社が団結した歴史を表し、4つの円が手を組んだ
ことを表現した「フォー・シルバー・リングス」を採用しています。
フォルクスワーゲン とはドイツ語で「国民の車」を意味し、大戦前後では「ビートル」で爆発的な大衆車ブームを引き起こしました。
その独創的なロゴデザインは世界中で広く親しまれており、クラシックカーで大変人気の高いワーゲンバスにはエンブレムを全面的に
押し出したデザインが採用されています。
ポルシェ
中央の跳ね馬はシュトゥットガルト市の紋章を、棘はバーデンベルテンベルグ州の紋章を表す。赤と黒の縞模様は知性を、
全体の金色は大地の豊かさを意味している。
AMG
「AMG」は、創始者であるハンス・ウェルナー・アウフレヒトの「A」、そのパートナーであるエルハルト・メルヒャーの「M」、
そしてアウフレヒトの故郷であるグローザスバッハの「G」に由来。
ブラバス
社名の頭文字を取ったシンプルなエンブレム。メルセデス・ベンツを独自にチューンアップしたコンプリートカーの製造を行う。
アルピナ
盾の中には、左側は赤色を背景にダブル・チョーク・ウェーバーのエアファンネル、盾の右側には青色を背景にクランクシャフトが描かれる。
イギリス
アストンマーティン
エジプトの虫「スカラベ」の羽がモチーフ。スカラベは太陽神の象徴として神聖化されている。
ジャガー
フロントにはジャガーの顔のエンブレムが、リアには「リーピング・キャット(跳躍する猫)」のエンブレムがつけられている。
躍動感やスピード感、スマートさを表現。
ミニ
活力のシンボルである翼に、車名「MINI」を組み合わせたエンブレム。もともとは「オースティン・ミニ」や「オーリス・ミニ・マイナー」
といったイギリス車だったが、現在はBMW傘下に。
ベントレー
創業者ベントレーの頭文字「B」があしらわれたエンブレム。第一次大戦時には航空機エンジンも製造していたことから、翼をモチーフにしている。
ロータス
「蓮(ロータス)」の花をイメージしたとされるエンブレム。扇型は「ブリティッシュ・レーシング・グリーン」を、黄色い円は明るい日々を表す。
ロールスロイス
チャールズ・S・ロールスとフレデリック・H・ロイスの出会いによって生まれた自動車メーカー。二人の名前の頭文字「R」と「R」が組み合わさった
エンブレム。
ランドローバー
「大地(LAND)」を「ROVER(走り回るもの)」という意味の社名のシンプルなエンブレム。
マクラーレン
社名にブーメラン型のマークをあしらったもの。かつては、創業者ブルース・マクラーレンの故郷 ニュージーランドの国鳥「キウイ」や、
F1チームのスポンサー フィリップ・モリスの「マルボロ」をイメージしたエンブレムもあった。
ケータハム
代表モデル「ロータス・セブン」を受け継ぐという意思を込めた「7」を主張。
ローバー
長い歴史のあるイギリスの自動車産業。現在は生産を終了している。
フランス
ルノー
菱形紋のエンブレムは、豪華さと技術、上品さを表す「盾形紋」を変形したもの。
プジョー
もともと鋼材工場から始まったプジョー。ライオンマークはライオンの歯(刃の強さ)」 「ライオンの体躯(刃のしなやかさ)」
「ライオンの走り(鋭い切れ味」の3つを意味し、プジョー製のノコギリの高い品質を証明していた。
シトロエン
V字型のミゾを持つ歯車の生産から始まった自動車メーカー。エンブレムも、独特の形をしたシトロエンのギア「ダブル・シェブロン」
をモチーフにしている。
アルピーヌ
2017年に復活した自動車メーカー。頭文字「A」を冠したエンブレムだが、フロントには均整の取れた「ALPINE」の社名が並ぶ。
ブガッティ
スーパーカーの代名詞・ブガッティのエンブレムは、社名の頭文字「B」を冠している。
イタリア
フィアット
ブランド名は「FABBRICA ITALIANA AUTOMOBILI TORINO(トリノの自動車製造所)」の略。周りの円はテクノロジーや最新技術を意味する。
フェラーリ
スーパーカーで有名なフェラーリの「跳ね馬」は、イタリアで国民的な英雄となったパイロットの撃墜王フランチェスコ・バラッカが戦闘機
につけていたマークが由来と言われています。
ランボルギーニ
創業者のフェルッチオ・ランボルギーニは農業を営んでいて、トラクターの製造で成功を収めました。

エンブレムは猛牛をモチーフにしており、所有していたフェラーリの故障の多さに不満を抱いて、フェラーリの「跳ね馬」に対抗して
「猛牛」にした説と、創設車のフェルッチオ・ランボルギーニが牡牛座生まれだったためという説があります。
マセラティ
1914年設立のマセラティは、最も歴史の長いスポーツカーメーカーとして有名です。
マセラティの創業地、ボローニャにあるネプチューン広場の銅像をもとに「海の神ネプチューンの三叉の槍(トライデント)」
をエンブレムに採用したのが由来です。
アルファロメオ
1910年設立の深い歴史を持つアルファロメオのエンブレムは、本拠地を置くミラノ市のもともとの市章の赤十字と、
当時のミラノを支配していたイタリア貴族のヴィスコンティ家の紋章である大蛇(竜)の2つのモチーフが組み合わせられています。
アバルト
1949年にトリノにあった自動車メーカーで、今はフィアットに買収されました。創設者カルロ・アバルトがサソリ座だったのが由来となっています。
ランチア
ランチアは1906年設立の自動車メーカーで、社名のランチアはイタリア語で「槍」を意味します。
スウェーデン
ボルボ
ラテン語で「私は回る」という名前の通り、ボルボの母体はベアリングメーカーです。ボルボのエンブレム「アイアンマーク」は、
ベアリングの円と鉄が由来となっています。
ケーニグセグ
1994年にクリスティアン・フォン・ケーニグセグによって設立されたスーパーカーブランドKoenigsegg。エンブレムは、
ケーニグセグ家の紋章に由来しています。
アメリカ
シボレー
シボレーのエンブレムは「ボウタイ(蝶ネクタイ)」と呼ばれています。
エンブレムの由来は諸説ありますが、1913年にシボレーの共同設立者ウィリアム・C・デュラントがフランスのパリにある
ホテルの壁紙からインスピレーションを受けたのが有力な説となっています。
キャデラック
デトロイトを開拓したフランスの探検家「アントワーヌ・ド・ラ・モス・カディヤック」の「カディヤック」をとり、英語読みの
「キャデラック」が社名となりました。キャデラックはロールスロイスやメルセデスベンツ、リンカーンとならび、高級車の代名詞となっています。
ジープ
1941年ウィリス・オーバーランド社が開発した4WD車がジープの始まりです。耐久性と走破性は当時でも群を抜いて、
本格的な4WD車の代名詞となっています。
テスラ
電気自動車メーカーのテスラモーターズは天才起業家イーロン・マスク主導のもと、2003年に誕生しました。
テスラのエンブレム「テスラT」は、コーポレートカラーのディープレッドを背景に先進性やイーロン・マスクが考える再生ネルギーなど、
これからの時代を切り開く鋭さが表現されています。
フォード
フォードのエンブレムは1907年に導入され、現在も殆ど変わっていません。
フォード社で最初の主任技師チャイルド・ハロルド・ウィリスが書いたのが始めとされていて、8対3の完全な楕円を描いています。
クライスラー
クライスラーは「飛翔」と「パワー」を表現した翼のエンブレムを採用。
クライスラー社は、1925年にウォルター・クライスラーが創業し、アメリカ自動車産業ビックスリーとして隆盛を極めましたが、
2009年に経営破綻,現在は、フィアットの傘下に入っています。
ダッジ
ダッジのエンブレムは「オス羊(ラム)」がモチーフとなっています。これは1930年代に使われ始め、1950年代には「信頼性」
をアピールするためによく使われるようになり、知名度を上げていきました。
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